| <<前の記事 | トップページ | 次の記事>> |


さて、僕が言うのもなんですが、料理写真の載っているときと、解説があるときはアクセスが多いですね。有難うございます。マニアのブログになってますよね。
前置きはこのくらいにして、最初に打ち合わせをしたのは、年末か年明け早々でした。そのとき大まかな料理構成を話しているときに、「今はどんなメインの食材を使っているの?」と言う話になりました。
そこで「牛を半頭買いしたから、腕、フィレ、ロースと違う部位を盛り合わせて味や食感の違いを楽しんでもらってます」とお答えしました。
「あ〜そう〜、じゃ〜牛で行こうか〜」って感じの会話だったのですが、2月に電話で話をしたときに、
「この前、日経レストランにも載せたんだけどね〜、3種の調理法でテールの煮込みと、フィレはポアレ、ロースはマリネしてから炭焼きしようか〜」って話になりました。たぶん日経レストランの4月号に載りますね。
僕の場合は同じ調理法で味の違いを表現しましたが、シェフは調理法をかえました。
なぜ僕が調理法を変えた方が料理人らしい仕事なのに、弊社では部位ごとの味わいを楽しんでもらったか?ですが、もちろん半頭買いしたのもありますが、
僕は近年ショコラの産地は同じでカカオの含有量違いだとか、カカオの含有量は同じで産地違い、もちろん同じ要素を持っているけれども、お店で違いをだしているとか、マニアックで解りにくい事に興味を持っていまして、このようにやっている次第です。
昔は日本初出展の物を買い揃えたりしてたのですが、キリが無いし外れも多いのでこうしています。ちなみに今年も伊勢丹のサロン・ド・ショコラは行きましたけど・・・。同じ日にエスポワール君もいたようです。
牛肉の料理・・・フィレ肉のポアレ、ロース肉のスパイス風味グリル、テールシチューです。
話を戻しますと、ロースはゲランドの塩と香辛料で塩パイを作って、肉に被せて一晩置いて、本番前にはずして炭火だけで焼き上げました。
フィレはフライパンで焼き色をつけてローストです。
煮込みはテールを煮込んで、骨をはずして、グラムを揃えて、網脂で巻いてから、更に焼き色をつけて更に煮込みます。
ビストロなどで関節で切り落とした大きなテールの煮込みは見ますが、このような仕事は近年は見ませんね。
肉を冷めさせたくないから、先に肉だけ行って、付け合せは追いかけで行こうと話されているのですが、75名の肉を先に行ってから、付けあわせを行ったら、最初と最後で時間が違いすぎてしまうから、半分盛った時点で付け合せも仕上げてほしいというのが彦坂さんの希望でした。
2種盛り合わせとかなら全然出せるし、付けあわせも一緒に盛れるなら手数はあるので余裕でした。
しかし誰も妥協はせず、お客様が喜ばれるにはどうすればいいのか、その事だけに意識を集中させているので、この場面に不必要な会話はありませんでした。
コンテチーズのサラダ
シンプルですがあれだけ肉の後、口の中をさっぱりして洗い流したいのは自然でしょう。
この構成は小久江シェフの心配りだと思います。
桜づくしのデザート
前日に食べていただいて、おかわりまでしてくれたデザートです。
これは今の時期の弊社の定番です。
あとはコーヒーと小菓子です。いかがでしたか?
長くなりすぎですのでこの辺で切り上げます。
明日から番外編です。ご期待下さい。
Posted by サバエシティーホテル at 01:31:02 |コメントを読む(2) |トラックバックを読む(0) |コメントを書く
| <<前の記事 | トップページ | 次の記事>> |
コメント
メイン料理の圧巻はやはりテールシチューでしょう。煮込むだけでも
大変な料理にもうひと手間もふた手間もかけて出された料理には
「いい仕事してますなぁ〜」ロースもフィレも火の入れ方も抜群で
近年まれに無い感動をする料理で数少ない記憶に残る料理の一つに上げられるでしょう。付けあわせを別皿で出す工夫も素晴らしかったと思います。
サラダも肉の脂分を洗い流すかのさっぱり感のあるサラダでした。
デザートは桜色の色彩が豊かで、個人的な好みを言えばパンナコッタに若干の甘み不足わ感じたものの、コース全体的には値段以上の価値観があるイベントだと思います。
前回の小久江シェフのイベントにも参加しましたがここまで感銘を受けませんでしたが、今回はとにかく素晴らしいの一言に尽きます。
両シェフもご苦労された事でしょうが、もっと大変だったのはそれを
支えるスタッフの皆様ではなかったと思います。
素晴らしい記憶に残るイベントに感謝してます。
Posted by グルメ君 at 2008.03.08 02:12:18
コメント有難うございます。
スタッフ達もこの日を楽しみに待っていたのではないかと思っています。
もちろん楽しさと不安と焦りや色々な気持ちがあって、実力をぶつけ切れなかったスタッフもいると思います
しかし強烈なプレッシャーの中で、笑顔で働いてくれていたのが僕の誇りです。
小久江シェフがおっしゃってくれましたが、普段の仕事の積み重ねがあるから、このように出来るのだと。
いきなり何かをやろうとしても出来るものではないと。確かにそうだと思います。
入社するときに、小久江シェフはまた来られますか? と聞いてきたスタッフもいるので実現できてよかったです。
ちなみに今年2回のコラボには、山根屋さんが手伝いにきました。
勉強したいからとジャンルを超えて向かってくる勇気は素晴らしいものです。
せっかくのご縁ですから大事にしたいですね。
Posted by 藤井です at 2008.03.08 10:18:35



