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2008/07/
<<こだわり>>料理バカ? 実験中です

 
すべて九州の霧島鶏です。

下の写真は上の写真では左。鮮度抜群の生の丸鶏を部位ごとに分けた胸肉。

これは真ん中。素材は同じで真空パックされた胸肉。

上の写真では右にある塩漬けした胸肉。

パサパサになりやすい胸肉を見るからにジューシーに焼き上げてある。でも少し入りすぎ。 

これで満足か?満足してはダメ。よく見比べると繊維の状態も違うでしょう。

メゾン・ド・レトワールが改装されて今の調理場になる前は、コンベクションではない台下オーブンで、

このような仕上がりにしていた。

何がしたいのかと言うと、もっと美味しい胸肉を食べてしまったから、僕も作りたいのだ。

そう、流行のストレスを与えずに焼き上げた肉を。だから僕も作りたいのだ。

肉屋さんと話した結果、同じ肉の状態違いで比べてみようとなった。

真空パックの利点は熟知しているが、パックするときに肉にストレスが与えられるのは拒めない。

それなら最初から塩を中まで入れてしまおうか?それが右。結果はハムにようになった。イメージと少し違う。

今回のイメージは、皮は身に直に火を当てないクッションとして利用して、皮下脂肪だけを除くイメージでじわっと焼き色を付ける。

それを100℃のサウナ状態(コンビモードでなくホットエアー)で、人がサウナに入るのと同じ状態を作り上げた中で火入れ。

100℃で30分ではまだ火入れが浅く、40分でそこそこ。それから同じ時間寝かしたらオーバー気味だった。

また明日やってみる。

カンテサンスのように1分ロースト、5〜10分休ませるを3時間続ける事は、プリフィクスではオーダー後に仕上げられないから、自分が納得できる状態に近づけるのだ。

美味しい物を知り、工場では無く、向上すること。それは人から見ると、くだらない事の連続かもしれません。価格に見合う労力と内容だけでいいのかもしれません。

でも美味しい料理や楽しみを提供する為には必要な努力と僕は信じています。

もしこの実験が失敗に終わっても、僕たちの調理場やお肉屋さんは、誰もしない経験をしたのです。
 
僕らは常に好奇心と向上心に満ちているのだ。人から見たら△△と◇◇は紙一重でも、どっちでもない中途半端よりもはるかにいいのだ。 

Posted by サバエシティーホテル at 20:25:02 |コメントを読む(2)トラックバックを読む(0)コメントを書く

コメント

鳥胸肉の火入れは難しいですよね。前は、大きさにもよるけど、68℃のスティームで20分加熱してました。2種類のオリジナル調味料を使うと、軽いハムのようになりますが、この調味料のかけ方がとてもデリケート。安定的な手作りは難しい。

Posted by オモロー at 2008.07.15 06:41:55

そうですね。
複数で仕事をしても安定した美味しさは不可欠ですからね。

この前に食べた鶏の胸肉は絶品でした。
色は最後の写真の塩漬けに近い色でした。もっと浅い火入れなんですよね。


今回スチームは使っていないです。スチームを入れると熱伝導もいいのでしょうが・・・。

また作ります。

Posted by 藤井です at 2008.07.15 14:30:53

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