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2008/05/
<<店長日記>>何故か最近思い出す事

天気がいいですねぇ。今日はベージュの細身のパンツに青いストライプシャツを合わせて爽やかな装いです。メンズノンノやポパイを見ても、どの企画でも大体目にする青×ベージュか白×ベージュの組み合わせ。店主もちょっと今っぽさアピールです。今はユルメとタイト目の両方のアイテムが手に入るので幅広い着こなしが楽しめていいですね。

こんにちは。スイレンの成長ぶりに驚いているモジュール店主です。越冬させていたらほとんど葉っぱが取れてしまうし大丈夫かなと思っていましたが、春になると屋内においておいてもわかるんですねぇ。最近困るほど成長してじっと見てたら理科の教育番組みたいに成長が見えるんじゃないかと思ってしまいます。黒竹は切っても切っても新芽が出てきます。植物って凄いですね。

さて、最近ふと思い出す事が多いのがカンボジアに行った時に出会った若者と子供の事です。この話は店頭でもたまにしているので知っている方が多いかもしれませんね。

タイのバンコクからバスが出ているにもかかわらず、往年のバックパッカーと同じ足取りで行きたいがためにバンコク→(電車)→アランヤプラテート→(トラックの荷台)→シェムリアップという道のりでアンコールワットへ。途中運転手とトラブルがあって警察沙汰になりトラックの荷台に乗って5時間程かかってようやく到着。ガイドブックもないので日本人を探しガイドブックを見せてもらって宿を探している時に彼らと出会いました。

おそらく廃業したゲストハウスの息子と友人なのですが冗談で「泊まっていくか?」って言うんで「いくら?」と遊び半分で値切っていたら1泊2ドルだと口を滑らせたので「じゃあ泊まるわ!」という事になり、若者(おそらく中学生くらい)達は慌てて部屋を掃除してくれました。すでにバンコクで南京虫被害に遭っていたので「またやられるかなぁ。」と思いましたが、窓と出入り口に携帯しているチェーンと南京錠でロックして水のシャワーを浴びました。トラックの荷台に乗っていたのでシャワーの水が店主の体を伝うと一瞬で赤茶色になります。

カンボジアではその若者の似顔絵を描いたり、一緒に音楽を聴いたり、街中で声をかけてくる怪しげな物売りをからかったり、そんな事をして過ごしました。若者達はボブ・マーリーもレディオヘッドも知らなくて「これどこの音楽?」って質問しながらスピーカーをじっと見つめて音楽を聴いていました。日々の暮らしぶりを見て店主が相当貧乏に見えたらしく夜になると現地のダンスをタダで見れる穴場へ連れて行ってくれたり、パイナップルをおごってくれたり、一緒に夕食を食べに行っても割り勘とタカリの多いアジアでは信じられない交流の日々でした。帰りは気楽にバスで、と思いチケットを買いに行っても日本人だとわかったら安くしてくれたり、なんだか親切で欲のない人が多いイメージでした。老婆が朝日に向かってお供え物をしながら手を合わせていたのも凄く印象的でした。昔は日本人も朝日を拝んだらしいですね。

他にも印象的だったのは、シェムリアップを離れる前の晩にガイドの若者達と話していたら日本とカンボジアの家族関係の話になりました。カンボジアの若者は「カンボジアではみんなで稼いでみんなの財産にしてみんなで暮らすんだ。」と言っていました。そんな話を聞いていたら、やはりカンボジアは農耕民族の国なんだなと思いました。アジアは稲作農家が多いので生計を立てるために人手が要る場合が多く、家族みんなで暮らすようです。昔の日本も農業の盛んな所はそうだったんじゃないかと思いますね。

「カンボジアより日本の方が家族のつながりは薄いかもね。」と言ったら「お前はおかしい。もっと良く考えた方がいい。」と説教(おそらく中学生位)されました。

内戦や経済情勢など理由はいろいろあると思いますが、当時「この人の良さと欲の無さも経済発展の足かせになってるかもな。」と思いました。アンコールワットの修復作業でも日本人グループの作業に参加希望する現地人が凄く多かったらしいです。調査して分解して復元する作業の細かさを理解し、学びたいと思う人が多かったそうです。日本で伝える事が難しい伝統工法をカンボジアの人たちに守ってもらう事は出来ないのだろうか、とかカンボジアにいる間いろんな事を考えました。

最後の日の朝、早朝にもかかわらず若者達は見送りに来てくれました。「またカンボジアに来たら寄ってくれ。」「あのCDプレイヤー要らなくなったら持って来て。」など、いろんな事を言われたので「2、3年内にまた来るよ。」と言って別れたんです。

あれから6、7年経ってますからね。嘘つきと言われないようにカンボジアに行かなきゃならないと思っています。

そしてカンボジアの思い出を書いていたら、インドネシアのボロブドゥール遺跡で出会ったスマトラ島出身の少女を思い出してしまいました。1度実家に電話がかかってきたそうです。地震被害が凄かったから、無事なんだろうか・・・、と思い出すたびに気がかりなんですよね。

天気のいい時はいろんな事を考えますね。

 

Posted by moduul at 14:23:11 |コメントを読む(2)トラックバックを読む(0)コメントを書く

コメント

何気ない人との出会いはとても大切ですよね!
軟弱者の私ですが、過去にお世話になったり出会った方に当時より進歩した姿を見せたいと思うと、大変な時でも頑張れたりします。そんな記憶は鮮やかなままですよね。それはそのカンボジアやスマトラの方も一緒だと思いますよ。行って元気な姿をお見せすればとても喜ばれると思います。

Posted by 上田 at 2008.05.16 22:31:09

観光地は常に人が来ては去っていくので、旅先で出会った人には大概忘れられてるもんなんですが、それでもたまに覚えていてくれる時があります。

何年も前にバリ島でずっと滞在したゲストハウスに行った時、ペットの犬の名前を呼んだら「なんで知ってんの?」って言われて、「昔来たんだよ。」って言った数日後ゲストハウスのスタッフはうっすら僕を思い出したようでした。前回訪れた時は少年で、バンドの缶バッヂをあげたら喜んでた彼もその時は大人になってました。

出会いが多いほど人生は深みを増すと思います。だから出歩いた分財産となって残るんですね。「生きたお金を使いなさい」は母にずっと言われてきた事です。

Posted by moduul at 2008.05.17 13:35:37

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